円安が進んで外国株インデックスの資産が増えています。
eMAXIS Slimシリーズ等のインデックスファンドはドルで運用されているので、円安になると基準価額が増えることになります。
S&P500の年初来の騰落率はまだマイナス5%ありますが、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は年初からの下落分を解消しました。
この差5%は円安のおかげです。
でもこの資産増加は素直に喜べません。
全財産を外国株に投資しているなら良いですが、そんな人はほとんどいないでしょう。
私もまだ外国株投資を続けていくつもりです。
そうなると難しいのは今後の投資タイミングです。
今の1ドル120円台のレートはあまりにも円安だと感じてしまいます。
円安だと相対的に外国株は割高になるので、高い買い物をすることになります。
かといってこれからこの円安が解消するまで待てば良いかというとそれも難しいです。
長期的に見れば今後も円安がどんどん加速していく可能性があるからです。
日経でも今後さらに円安が進むという予想が掲載されています。
円安の行方、専門家に聞く 「夏に1ドル=135円」の声も: 日本経済新聞
じゃあ、やっぱり120円台のうちに投資しておくべきなのかもしれません。
そんなことを考えているとアメリカで逆イールド発生のニュースが飛び込んできました。
「逆イールド」なぜ注目 米金利の長短逆転、景気に警鐘: 日本経済新聞
逆イールドは債券市場で、期間2年の国債利回りが同10年の国債利回りを上回る現象でめったにない異常事態です。
投資家が先行きの景気後退を予測したときに発生し、その後半年から2年の間に確実に暴落が起きています。
そう、これ絶対やばいやつ〜なんです。
今、一気に投資して半年後に暴落が来たら目も当てられません。
FRBは上手いことソフトランディングさせると言ってますが、それが出来るなら最初っからこんなインフレ起きてないわい!(泣)
こんな風に色々悩んで、結局つみたて投資を継続するしかないという結論になります。
いつだって投資タイミングは難しいのです。