最近ネットフリックスで不意に泣けるアニメに遭遇しました。
コタローは一人暮らしです。
私はネットフリックスを英語学習の教材として使ってるので、英語音声、英語字幕で観ています。
でもアニメはあまり世界展開してないのか英語環境が充実していません。
このアニメを選んだのも、英語字幕(CC)があったという理由だけです。
変わった子供に周りの大人が振り回されるドタバタコメディなんだろなと思ってました。
確かに変わった子供が主人公で周りの大人が巻き込まれますが、思ってたコメディとはずいぶん違ってました。
ある日、売れない漫画家の住むアパートの隣に主人公コタローが引っ越してきます。
コタローは4歳なのに一人暮らしだと言います。
コタローの大人びた振る舞いがこのアニメの面白さですが、大人びた原因は複雑な家庭環境が原因だったとわかる描写がところどころに出てきます。
誰からも保護されなかったので、すぐに大人になるしかなかったのです。
幼稚園の入園式にも一人で出席します。周りの子供が親と参列する中、ただ一人で気丈に振る舞います。
ありえない設定ですが、子を持つ親として想像すると泣けてきます。
コタローの生活費は毎週弁護士から手渡しで届けられます。そのお金の原資は母親の保険金ですが、コタローには「優しい人からの寄付」としか知らされません。
コタローは弁護士が来ると全力でもてなします。お土産を渡し、歌を歌い、食事を振る舞います。
決して会わせてもらえない「優しい人」に自分の気持ちが伝わるように。
お土産の袋にはコタローの日記が毎回入っています。「優しい人」に届くように。
こんなん、泣いてまうやろ。。
調べてみるとアニメだけじゃなく漫画にドラマにと広く展開されてました。結構メジャーな作品なんですね。