私は長年インデックスファンドで投資しています。
色々な投資信託を買っていますが、投資方針は全てバイ・アンド・ホールドです。
買った投信は上がっても下がっても売却せずにずっと持ち続けます。
インデックスファンドは長期に保有するほどリターンが大きくなると信じているからです。
でも1つだけ例外のインデックスがあります。
国内債券インデックス、てめーはダメだ。
金利がゼロに抑えられている日本は債券価格はほぼ動きません。
2017年に開始したeMAXIS Slim国内債券インデックスの基準価額は5年前とほぼ同じです。
ほぼ上下しないインデックスファンドは何のメリットもありません。
それにも関わらず信託報酬だけは年率0.135%づつ差し引かれていきます。
それだけじゃありません。
債券は金利が下がると上昇します。
日本はマイナス金利政策という未曾有の低金利政策を実施中なので債券価格は最高水準ということになります。
つまり今後価格が下がることはあっても上がることはまず無いのです。
こんな不利な賭けってあり得ないですよね。
このカラクリにようやく気付いた私は年初に全部売却しました。
ちなみに債券インデックスの年初来騰落率はマイナス1.5%です。
これが私の上半期最良の投資判断でした。
国内債券インデックスを持っている人はポートフォリオに本当に必要か考えてみてはどうでしょうか。