FIREブームに乗って沢山のFIRE本が出版されるようになりました。
いっぱい出過ぎてもう飽和状態です。
最近はFIRE本にもバリエーションが出てきていますね。
典型的なのは「お金が無くてもFIRE出来るよ系」です。
初期のFIRE本は「1億円貯めて〜」という万人が試せる内容ではありませんでした。
FIREマーケットの裾野を広げるためにはお金が少なくても出来るという内容にシフトするのは自然な成り行きでしょう。
でも最近はちょっと行き過ぎています。
まずは一番多い「年収300万円でFIRE出来るよ派」です。
年収300万円でもFI(経済的自由)になれるんですかね。。
この低資産FIREの行き着く先がこちらの資産400万円FIREです。
ちょっ、ちょっと待てーい。
節子それFIREやない、ただただ無職なだけや。。
みなさーん、先生の話を聞いてくださーい。あー、そこ勝手にFIREしない!
低年収低資産FIREの派生が「はじめてのFIRE系」です。
大体FIREにはじめてとか2回目とか無いように思いますが、敷居が低い感じはしますね。
これが、さらに発展すると「そもそもFIRE頑張らなくて良いよ派」になります。
「ゆるFIRE」というパワーワードがタイトルになります。
ここまでFIREの敷居を下げられてしまうともうこれ以上、裾野を広げる作戦では戦えません。
逆にFIREを否定してしまいましょう!
「FIREアンチテーゼ系」の誕生です。
この反FIRE本のカスタマーレビューの評価が高いのが面白いですね。
「興味津々だけど、嫌い!」って感じですかね。複雑ですね。とにかく新しいマーケットを切り開きました。
一通りのパターンが出尽くした後に出てくるのが「突き抜け系」です。
今回一番すごいと思ったのが「2030年のFIRE 100倍速で変容する社会」です。
テクノロジーの融合により、社会の変革スピードは加速し、急速なパラダイム・シフトが起こる。そんでもって、なんだかんだで10億円の資産を作って2030年にFIREだそうです。
難易度高すぎー。
もうFIRE言いたいだけちゃうんかと。
みなさんも自分だけのFIRE本を見つけて下さい。
私のお気に入りはなんと言っても2030年に100倍速で10億FIREです。
読んでないけど。