「ホワイジャパニーズピーポー!」のネタで一世を風靡した厚切りジェイソンさんがインデックス投資を進める投資本を出版しています。
インデックス投資本はたくさんありますが、有名人が出すのは初めてじゃないでしょうか?
彼の投資法は極めてシンプルです。稼いだお金をVTIに全投入。終わり。
なぜVTIなのかを説明するくだりもありますが、それはこの本の本質じゃないでしょう。
この本のおもしろいところは合理的な節約生活を語る部分です。
中でも共感できる合理的な節約はコーヒーの支出です。
ジェイソンさんはコーヒーが好きで一日に2リットルも飲みます。
でも自販機やコンビニでコーヒーを買うことは絶対にしません。
スーパーで粉を安く買って自分で1日分のコーヒーを作ってペットボトルに入れて持ち歩きます。
これと似た話を別のお金持ちも話していたのを思い出しました。
コーヒーは嗜好品なので特に体に必要ないけれど好きだからという理由で飲むものです。
このコーヒーの持つ大きな特徴は値段の幅がものすごく広いということです。
スーパーで安い粉を買って溶かせば1杯5円くらいですが、スタバで買えば500円くらいします。
コーヒーのもう一つの特徴は中毒性があるので毎日飲むということでしょう。
50年間の差はどれだけでしょうか?その差分を投資に回した場合の差はどれだけ広がるでしょう?
価格に100倍の差がある商品をなんとなくの選択で選ぶ人がお金持ちにはならないでしょうね。
なぜコーヒーの選択がお金持ちと貧乏を分けるのか、詳しい説明の動画を紹介します。
毎日5ドルのコーヒーを節約して年利7%で運用すると45年間で56万ドルになるそうです。