投資するときに最初に決めないといけないことは、どれくらいのお金を投資にまわすかです。
リスク資産は日々価値が変動するので、投資してると金融ニュースに敏感になります。
株式市場のチャートが気になって夜も寝られないという人もいますが、そんな人はリスクの取り過ぎだと言われます。
どれくらい投資リスクを取れるか?をリスク許容度と呼びます。
このリスク許容度、どれくらいが適切なんでしょう?
いろんな解説記事を読んでもはっきりしたことは書いていません。
結局、個人の感覚に依存するものです。
私の経験だと、リスク許容度は投資歴に従って大きくなっていきます。
理由は単純に相場の変動に慣れてくるからです。
最初は10万円投資しても上がった下がったと気になったものですが、何年も投資を続けていると慣れてきます。
今では1日に100万円くらい損益が動いてもそんなに気になりません。
慣れって怖いですね。
今の私が考えるリスク許容度は100%です。
働いていて毎月給料がある人なら、全資産を投資に回しても問題無いと思っています。
インデックスファンドへのフルインベストメントなんて別に高リスクでもありません。
住宅ローンで家を買う人の方がよっぽど高リスク投資をしています。
レバレッジを掛けた不動産投資をしているのと同義だからです。
新築は買った瞬間に価値が2割減少していると言われます。
頭金10%、残りを住宅ローンを組んだら、買った瞬間に債務超過です。資産より債務の方が多くなるのです。
家を買う場合のリスクに比べたら、インデックスファンドに全力投資のリスクなんて小さいものです。借金して買わなければ、どうやっても債務超過になりません。