1億円のポートフォリオ

株が下がるとナンピンします。1億円持ってます。

個人投資家のリスク許容度は”慣れ”で決まる

株式投資をする時に考えないといけないことの1つにリスク許容度があります。

どれくらいのお金なら、損をする可能性のあるリスク資産に投資することができるかを決めるということです。

 

みずほ証券による解説 リスク許容度を知っておこう | みずほ証券

リスク許容度とは、「どれくらい投資元本がマイナスとなっても生活に影響がないか」「どれくらいまでなら投資元本がマイナスとなっても気持ち的/気分的)に耐えられるか」というものです。

 

なんだかふわっとした説明です。要は「気持ち的/気分的」なものなのです。

年齢とか年収といった、リスク許容度に影響する因子がいくつかあってそれを元に決めると良いとされています。

 

でも私の経験からいうと、リスク許容度は「慣れ」で決まります。

初めて投資したときは1万円損しただけで「やっちまった。。」とクヨクヨしたものです。

でも10年以上の投資経験を経た今は1日で100万円以上損を出しても「おー、いったねー」と冷静に見ていられます。

 

でもこれって当たり前ですよね。何でも初めての時はおっかなびっくり始めるものです。

年齢が若いとリスク許容度が高いというのは理論的には正しいですが、初めての投資でフルインベストするのは違う気がします。

 

投資をしていると、自分の資産が上がったり下がったりするのは当たり前という感覚になってきます。

そのうち無リスク資産だと思ってた現金も実は毎日価値が上がったり下がったりするリスク資産だと気付くようになります。

 

リスクは意識するかしないかだけで、どうやってもリスクを避けることはできません。

リスクを受け入れて様々なリスク資産にお金を分散することが、結果的にリスクを下げることになると気付くでしょう。

あるがままのリスクを受け入れる、諦観の境地に達することがリスクコントロールの第一歩なのです。