財務省が発表した「国の借金」が国民1人あたり1000万円を超えたことが話題になっています。
国の借金、6月末で1255兆円 1人あたり初の1千万円超: 日本経済新聞
「国の借金」が発表されると、昔は「ヤバイよヤバイよ〜、なんとかしてよ〜。」という論調が大半だったと思います。
でも最近は「国の借金」が増えても問題ないと主張する人が増えているように思います。
借金大丈夫説には主に以下の分派があります。
- 自国通貨で発行する借金は無限にできるよ派
- 借金も多いけど資産も多いよ派
- 財務省の陰謀だよ派
国の借金が増え続けても何の問題も無ければ良いですよね!
私としてもこのまま何の問題も無ければ良いと思っています。
ただ日本の債務残高が世界でも突出して高いことは認識しておきたいですよね。
日本の債務残高対GDP比は263%で先進国中でダントツの高さ、新興国を含めても日本より高いのはベネズエラだけという異常な状態です。
世界の政府債務残高対GDP比 国別ランキング・推移 – Global Note
このまま借金を増やしていくと数年後には世界一の借金王になるのかもしれません。
日本人としては大丈夫であって欲しいと願いますが、投資家としてはこんな国の通貨は持っておきたくないというのが本音です。
国の借金が増えても問題なければ良いですが、やっぱりダメーっとなっても泣かないように準備はしておきたいものです。