日経新聞の「マネーの世界 教えて高井さん」で投資とギャンブルの違いについて解説されてました。
この動画によると、ギャンブルはマイナスサム・ゲームで、投資はプラスサム・ゲームだと説明しています。
マイナスサム・ゲームはお金を出した人たちの中でお金を奪い合うゲームです。
誰かが得をすると他の誰かが必ず損をする仕組みになっています。
さらに胴元の取り分が引かれるのでゲームの参加者全員を合わせた取り分は常にマイナスになります。
それに対して投資はプラスサム・ゲーム(かも?)です。投資先の企業が利益を上げると投資した人全員が得する可能性があります。
こうやって考えるとギャンブルと投資は全然違うよねということが分かります。
合理的に考えると、ギャンブルはやらない方がいい、投資はやった方が良いという結論になります。
でもいつも心に留めておきたいのはギャンブルと投資の共通点です。
それは、ゲームに参加した結果、お金が増えるか減るかは事前に分からないということです。
投資をしても結果的にお金を減らす可能性はあります。
どんなに投資の勉強を頑張っても、お金を確実に増やす方法は見つかりません。
ギャンブルも投資も最終的には運に左右されてしまいます。
我々に出来ることは、過去のデータを使って出来るだけリスクを下げつつリターンを上げるポートフォリオを作ることだけです。
後は時代の流れに身を委ねるしかないのです。人生ってそんなもんです。