日本でもじわじわとインフレが迫ってきています。
8月の東京の物価上昇が2.6%になりました。
消費増税の影響を除くと、1992年6月(2.6%)以来、30年2カ月ぶりの上昇率だそうです。
8月の東京23区の物価2.6%上昇 7年10カ月ぶり伸び率: 日本経済新聞
30年ぶりの物価上昇だったら完全にインフレ期に突入したと言って良いでしょう。
つい最近までデフレ脱却を合言葉にしていたと思うと隔世の感があります。
我々は経済史上の大きな転換点に来ているのかもしれません。
個人的にもっと衝撃だったのはPS5の値上げです。
「PS5」値上げ 5500円アップ 9月15日から - ITmedia NEWS
PS5は発売からもうすぐ2年が経とうとしています。通常なら値下げしても良いくらいのタイミングです。
それが逆に5500円の大幅値上げです。
ネットでも大ブーイングです。「これでPS5終わったな。」と言われています。
ソニーとしても消費者の反応は容易に予測できたでしょう。
それでも値上げを決断したことが大きな驚きでした。
それだけインフレ、円安の影響が大きいということでしょう。
実際、値上げ発表した後のソニー株は上昇しました。
昔を振り返っても、TVゲーム機が値上げしたことは記憶にありません。
ゲーム機や家電は時間が経って値段が下がることはあっても上がることはありえないと思っていました。
これからは少し前まであり得なかった値上げが当たり前になっていくのかもしれませんね。