2022年の株式市場は冴えない展開が続いています。
S&P500は年初から約2割も下落しているので中々の下落相場だと言えます。
怖いのは今の下落相場が一時的じゃなくて、本格的な下落はこれからだという専門家の予測が増えていることです。
実際、アメリカの金利引き上げはこれからも続いて、来年には4%を超えると言われています。
金利の上昇は株価の下落要因なので、株はしばらく上がりようがありません。
さらに利上げによってリセッションになるとも言われています。そうなると株価もガクっと下がるでしょう。
個人投資家にとって資産の評価額が下がるのを見るのは気持ち良いものじゃありません。
それでも、インデックス投資家なら下落相場はいつでも歓迎するべきです。
株価の下落こそがリターンの源泉になるからです。
インデックス投資は市場全体に薄く広く投資するので、個別株投資のように大当たりはありません。
世界経済の成長に沿ったリターンになるので、長期的なリターンは5〜7%の範囲に収まります。
短期的にはその範囲を外れたりしますが、株価高騰や暴落でいずれつじつまが合わされます。
そうであれば、投資期間中はできるだけ下落相場でいてくれた方がありがたいのです。
10年以上使う予定の無いお金なら、今の評価額は低くても何も困りません。
10年先、20年先の未来に売却するときにバブル状態なのがベストなのです。
収入があって積立投資を続けられる人なら暴落こそ大チャンスです。
これから来る下落相場はリーマンショック以来の大暴落が来ると言われています。
来るなら早く来てほしいものです。