日経新聞に「億り人」と一般投資家のポートフォリオの違いが書かれています。
投資家1000人を資産額で2つのグループに分けて、金融資産の内訳を調べると預貯金比率に大きな差がありました。
一般投資家の預貯金の比率は52%と半分以上なのに対して、億り人は31%と低いことが最大の特徴になっています。
「億り人」解体新書 荒れ相場に攻め、視線は海外・長期: 日本経済新聞
記事では、億り人は波乱相場に動じず、果敢に投資を続ける人たちとまとめています。
でも私は億り人の現金比率が低いのは当たり前だと思っています。
仮に1億円持っていて、30%を現金で持っていたら3000万円です。
3000万円を何もせずに銀行に貯金してるのは大きな機会損失です。
銀行に預けても1000万円以上は保護されません。
そして今年、現金も無リスク資産じゃないということが証明されました。
円安とインフレで現金を持っているとどんどん価値が無くなっていきます。
今年の為替を見てると、現金より株や土地の方がずっと安全なんじゃないかと思えてきます。
私も「億り人」の端くれですが、現金比率は15%くらいです。
15%でも多すぎると思ってますね。
半年分の生活費だけ残して全額投資する予定です。