円安が加速してついに150円に到達しました。
私達の大切なお金の価値が毎日のように下がっていきます。
ここまで円安が進むと、さすがに日銀の政策はおかしいんじゃないかと思う人が増えてきます。
連日、日銀黒田総裁の記事が掲載されるようになってきました。
でもどの記事を見ても黒田さんは「異次元金融緩和を続ける」の一点張りです。
金融緩和はインフレを誘導する為に導入された政策ですが、目標としていた2%を超えて3%になっています。
それでも緩和を止めないのは、「今の物価上昇は一時的、来年は2%以下に下がる」からだと説明しています。
本当にそうでしょうか?私はその見通しは怪しいなあと思っています。
何故なら彼は去年、決定会合後の物価上昇について「2%に及ぶ、もしくは超えるといった欧米のようなことになる可能性はまずない」とコメントしていたからです。
めっちゃ外してるやん!全然先行き読めてないやん!!
日銀、想定外の3%インフレ 黒田総裁は緩和維持姿勢: 日本経済新聞
この黒田さん、総裁就任当初は「2年で物価を2%にする」と宣言して異次元金融緩和を始めました。
異次元緩和の「2年で2%」未達をどう考えるか | 山崎元のマルチスコープ | ダイヤモンド・オンライン
結果はご存知の通り、8年間やり続けても実現できませんでした。
最後に超えないと言ったら超えたのは皮肉なものです。
それだけ物価をコントロールするのは難しいということでしょう。
いずれにしろ、今の金融政策は持続可能なものじゃないはずです。
近い将来に来る衝撃に準備しましょう。