アメリカの10年債と2年債の利回りの逆転現象(逆イールド)が拡大しています。
米金利急落と逆イールド連日拡大 同時進行の怪: 日本経済新聞
過去、逆イールドが発生すると、その後に必ず景気後退が起きています。
リセッションを予測する市場関係者が増えることで逆イールドが発生することを考えると、逆イールドはリセッションの最初の現象だと言えます。
今回の逆イールドが不気味なのはそのデカさが過去最大クラスだからです。
マイナス85bpの大きさは実に40年ぶりの大きさです。
これはもう景気後退は不可避ですよね。
注目すべきはリセッションの規模がどれほどになるかです。
今年波乱が多かった株式市場ですが、来年も引き続き低迷が続きそうです。
リセッションならまだまだ「米株は割高」らしいので、もうしばらく保守的な運用を心掛けた方が良いでしょう。