最近、株価が乱高下しています。原因はもちろんアメリカで銀行が破綻したからです。
それもたった1週間で3つも潰れてしまいました。
ムーディーズ、米銀システム見通し「ネガティブ」に-1週間で3行破綻 - Bloomberg
どう考えてもただ事じゃないですよね。
さらに今週にはヨーロッパの大手銀行のクレディ・スイスが経営不安で大暴落しました。
クレディ・スイス株が急落 中銀に支援要請、FT報道 - 日本経済新聞
ヨーロッパまで金融不安が飛び火してるし。やばいでしょ。
そんな中でも政府は「日本の金融システムは安定」と胸を張ります。心配ご無用!!といったところですね。
政府・日銀が会合 財務官「日本の金融システムは安定」 - 日本経済新聞
でも心配性の私はリーマンブラザーズ破綻時の経済担当大臣の有名な言葉を思い出してしまいます。
「日本経済への影響はハチに刺された程度」と。
ハチはハチでもスズメバチで致命傷を受けることになりました。
銀行協会の会長も「大丈夫!心配ご無用!!」と言ってますが、本当ですかね?
全銀協の半沢会長「世界的金融不安のリスク小さい」 - 日本経済新聞
金融不安は「ダメかもわからんね」と言った途端に一気に連鎖が止まらなくなるので、誰の目にもダメだと分かるまで大丈夫と言い続けるしかありません。
個人的には今年も株式はマイナスリターンになるんじゃないかと思っています。