やっぱりやってくれました。eMAXIS Slimシリーズも信託報酬引き下げを発表しました。
これは明らかに先週発表された「たわらノーロード」の値下げに対抗したものですね。
「たわらノーロド」が信託報酬引き下げ!新NISAを前に手数料引き下げ合戦の再燃か!? - 1億円のポートフォリオ
同じカテゴリーの投信の信託報酬を端数までぴっちり揃えて同じにしてきました。
「業界最低水準の運用コストを目指す」という宣言通りですが、同時に自らは競争を仕掛けたくないという気持ちがにじむ発表になりました。
実際、このコスト競争もそろそろ限界に近づいているように思えます。
今回のeMAXIS Slimの引き下げ幅はかなりしょっぱい内容だからです。
例えば、全世界(オルカン)の引き下げ幅は0.001%です。
100万円分持ってると、年間10円の値下げです。
いちいち発表するような内容なのかと。
この値下げに食いつくのはかなりのマニアだけでしょう。。
(三菱UFJ国際投信 https://www.am.mufg.jp/text/release_230330.pdf)