日興アセットマネジメントから誕生する、「Tracers MSCI オール・カントリー・インデックス(全世界)」の信託報酬が激安で話題になっています。
信託報酬は0.05775%で業界最安水準のeMAXIS Slimオルカンの約半分です!!
まじかっ!!めちゃくちゃ安いやないかっ!!
バンガードのVTの経費率0.07%をも下回る驚異的な安さです。
もしこの低コストが本当ならTracersへの移行を考えたいですね。
ここで気になるのは、業界最低水準を標榜するeMAXIS Slimオルカンが追随して値下げをするのかどうかです。
これに関して、三菱UFJ国際投信は現時点では追随しない方針」と回答しました。
理由はTracersの値下げのやり方が普通じゃないので比較できないからとのことです。
具体的にはMSCI ACWI指数の使用料が信託報酬に含まれておらず、「その他費用」に入ってません。
信託報酬が低くなっても、その分「その他費用」が高くなるとトータルで見てコストが安くなるのかよく分かりません。
「その他費用」は前もって分からないので、しばらく運用した後の総経費率を運用報告書で確認するしかありません。
うーん、慌てて飛びつかずにしばらく様子を見るのが良いかもしれませんね。
eMAXIS Slim”オルカン“、Tracers対抗の信託報酬引き下げは行わず 「公正な比較対象とならない」(1/2 ページ) - ITmedia NEWS