三菱UFJモルガン・スタンレー証券が国内の個人投資家に販売していた、クレディ・スイスの永久劣後債(AT1債)が無価値になったそうです。
その額、なんと約950億円!!950億円が紙くずに!!
国内大手の三菱UFJが販売する、世界的大手クレディ・スイスの社債です。
堅い投資先です。
きっと投資してた人は保守的で真面目な人でしょう。
この時代、お金を銀行に預けてても金利は付きません。預金じゃなくて銀行の社債を買えばまともな金利が付くから良いと思ったのでしょう。
クレディ・スイスなら潰れる心配も無いだろうと。
ところがどっこい!これが現実!! 紙クズ〜〜〜閉店ガラガラ〜〜〜〜
ひどい話です。やるせないのは、クレディ・スイスの株式は無価値になってないことです。
株式はリスクが高いから安全な債券にしたはずなのに。。。これはひどい。
この経験から学べることは、安全な資産なんてないということです。
安全なはずの資産だってある日突然、無価値になってしまいます。
円やドルだって本当に安全な資産か分かりません。印刷機でいつでも大量に刷れるモノなんです。
資産を守る唯一の方法は分散投資です。
何がダメになるかなんて誰にも分かりません。何がダメになっても致命的ダメージを受けないように備えるしかありません。