世界的なインフレと円安で日本の安さが際立っています。
日本は何でも安い!と海外から観光客が押し寄せていますが、こんな状況はいつまでも続くのでしょうか?
物価の違いを比較するのに一番便利なのは同じ商品で比較することです。
ビッグマックの値段を比較するビッグマック指数は有名ですね。
ビッグマック以外にもグローバル商品は色々あるので、同じ商品で各国の価格を比較することは簡単にできます。
日本人に馴染みの深いユニクロも世界展開されています。
日本で売られているユニクロのフリースと同じ商品を世界中で買うことが出来ます。
でも、値段は国ごとに違います。
ユニクロ「秋冬の慎重値上げ」に透ける周到な準備 フリース1.5倍値上げ、一方で据え置く定番品も | 専門店・ブランド・消費財 | 東洋経済オンライン
日本で2000円で売られているフリースと同じモノがアメリカでは2倍の4000円で売られていました。
一物一価の法則を考えると、この価格差のギャップはいずれ修正されていくことになるのでしょう。
海外の物価が日本の物価まで下がることは考えにくいので、日本の物価が海外の物価に追いついていくはずです。
一つは円高です。行き過ぎた円安が修正して円高になることで価格差が縮まるのでしょう。
でも今の内外物価差は為替だけで修正できないほどに広がっています。
日本も海外を追いかけるように物価が上昇するでしょう。
実際、食品なんかは輸入価格上昇でインフレが輸入されています。
訪日外国人によってホテルの値段が高騰しているとニュースになっています。
「日本だけが安い」異常事態がいつまでも続く訳が無いですよね。