「1億円貯めてFIRE」は普通のサラリーマンにとってハードルの高い生き方です。
45歳でほぼ1億円貯めた"絶対仕事辞めるマン"さんのtwitter投稿が最近話題になりました。
彼のある日の夕食が資産1億のイメージからかけ離れた質素なものだったからです。
ご飯と梅干しと卵焼きのみの質素な食事です。
質素な食事と家賃3万円の住居、彼はこんな生活を20年以上続けたおかげでお金持ちになりました。
本日のお夕食
— 絶対仕事辞めるマン (@MaqwgNaJKDOnxGb) June 18, 2023
いつものことながらかなり地味です😓
でも卵はもう贅沢品ですね〜
こんな生活を20年以上
貯金は9300万円を超えました…
もはや何を食べてもうまいです🤗 pic.twitter.com/gh9I97kJu5
45歳男性、貯金9470万円 どうやって貯めた? 質素な食事とすさまじい節約「こんな生活を20年以上」 | ENCOUNT
まあ、サラリーマンで1億貯めようとするとこんな感じになるよね。
私も40代で億り人になったので大体分かります。
でも"絶対仕事辞めるマン"の職場がブラック気味なのが気になります。
ブラック企業で働いて億り人になってFIREするのがコスパの良い人生かと言うと微妙な気がします。
サラリーマンが40代で億り人になろうとすると、質素な生活を続けるか、他人より2倍も3倍も高い収入を得るのが基本戦略になります。
日本の税制上、高収入で短期間にたくさん稼ぐと税金が増えて資産構築のコスパが悪くなります。
さらに、これから年金や医療の社会保障が維持できなくなってくると、資産が多い人の社会保障をカットするようになっていくでしょう。
ブラック企業で働いて人より多く稼ぎながら人より質素な生活を続けて20年、やっと資産を貯めた先の未来が社会保障のカットだったら目も当てられません。
今の日本の社会情勢を見ていると、低い給料でもQOLが保てる仕事を細く長く続けるのがコスパが良い生き方のような気がします。