「人は何のために働くのか?」
ほとんどの人にとっての答えは明白で、生活に必要なお金を稼ぐためです。
働かないと生きていけない場合、働かないという選択肢はありません。
でも、働かなくても生活していけるだけのお金があった場合はどうでしょうか?
金融資産が1億円以上ある人は日本に2.4%いるそうです。
FIREの目安が1億円だとすると、50人に1人くらいは働かないという選択を取れることになります。
決して多くはないけど、そんなに珍しくもない比率です。
このお金持ちの人たちは仕事をしなくても生きていけますが、皆が仕事を辞めるわけではないでしょう。
むしろ、お金が貯まったことを理由に仕事を辞める人は少数派だと思います。
それでは、お金持ちが働き続ける理由は何でしょうか?
私も経済的自由に手が届いてからよく考えるようになりました。
1つ目はやっぱりお金のためでしょう。お金なんてなんぼあったってええですからね。でも生活の為に働いている人に比べると切実な理由では無くなっています。
2つ目は社会的信用や名誉、地位を守るためでしょう。国会議員とか社長のように社会的地位が高い人は、その状態が心地良いので、仕事を続けたいと思うに違いありません。無職になると社会的信用を失うので居心地が悪くなるかもしれません。
3つ目は仕事自体が楽しいとか、仕事でないと経験出来ないことをしたい場合があるでしょう。
経済的自由を達成した後の働く理由は、2つ目、3つ目の比重が大きくなるように思います。
私が働き続ける理由も純粋にお金だけという訳でもないので辞めるタイミングが中々見つけられません。
これから数年掛けて仕事を引退するかどうか考えていくつもりです。